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日々の成長を感じつつ
お客様のニーズに応えていきます

Miyuki Ito

伊藤 みゆき

PROFILE

肥料原料本部 新事業室
2015年04月入社
業務職

ご自身の所属部署と担当業務について教えてください

私の所属している新事業室では、国内品として硫酸アンモニウム、海外取引では、ピートモスをはじめとした培養土原料、牛や馬の餌となる牧草等をコンテナ船で輸入し、日本全国のお客様へ販売を行っています。
また新事業室の特徴として、珍しい原料の輸入に取り組んでいることが挙げられます。例えば、私が担当しているインドネシアをはじめとした東南アジアから、本来廃棄されてしまうような粕など、お客様のニーズに合わせた様々な商品を輸入し、商社ならではの機能を発揮しています。
業務職として、輸入許可が下りるまでの手配・調整を行い、通関業者・船会社等多くの人たちと連携してスムーズな取引を進められるよう、仕事をしています。

三井物産アグロビジネスに入社を決めた理由は?

就職活動の際は、幅広い業界・業種を見ており、異なる業界の企業から内定を頂いていましたが、その会社で働く姿を想像することができず、模索していた時に偶然見つけて、ご縁を感じたのが今の会社です。
改めて思い返してみると、3度の面接がありましたが、緊張していながらも未だに話した内容をよく覚えています。私自身の経験や人柄、良いところを引き出そうという温かな雰囲気で、選考が進み面接を重ねるごとに、その人柄や雰囲気に魅力を感じ一緒に働きたいという思いが強くなっていきました。
経済学部出身で、農業は全く未知の世界ではありましたが、海外で農業のボランティア経験があったこと、住んでいる地域が農業に盛んであったことから、食と農を繋ぎ、陰で支えることは、これからの日本にとって、更に重要になっていくだろうと思い、入社を決めました。

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三井物産アグロビジネスで働く魅力は?

本店は、ワンフロアの為、社長から新入社員まで全員の顔を見渡すことができ、部署を越えて、気軽に相談や他愛のない話ができるアットホームな環境が魅力的です。
新事業室の話になりますが、在宅勤務であっても、困ったことや疑問に思うことをチャット等で丁寧に教えて下さる先輩社員が多く、みんなでフォローし合う点など、チームワークの良さを感じています。「受け身でなく、積極的に動く。」そのような前向きな姿勢で仕事に取り組む社員が多いのも魅力だと思います。
また、業務職であっても、部署間の異動があり、多くの経験を積むことができます。実際に、私自身も入社して4年目に農産事業室から今の新事業室に異動しました。業務全体の理解が深まると共に、今までの業務とは必要となる知識が異なる為、幅広い視野を身に付けていくことができます。

今の仕事のやりがいは?

コロナ禍によるコンテナ不足、物流混乱、円安等、大きく世界情勢が変わり、今まで当たり前であったことがスムーズにいかなくなり、いかにお客様目線で物事を考えられるかということが重要だと感じるようになりました。
輸入許可が下りるまでには、様々な面に気を配ることが必要で、お客様の元へ出来る限り最適な納期でお届けできるよう、船の動静に変更がないか確認を行い、大きく変われば、船会社に早い船に変更してもらうように依頼し、それに伴って諸々の手配を調整することもあります。
船積み書類のチェックや為替予約もしなければならないため、レートを確認した上でお客様に進めても良いか、時期を見極めてお伺いを立てる場合もあります。全国の肥料製造会社に向けて肥料原料を販売している為、多くのプロセスを経て、輸入許可が無事下りた時に達成感を感じますし、ホームセンターに並べられている肥料製品を見た時に、私自身がどこかで関わっているのではないかと、やりがいを感じています。

成長したと感じる点は?

大きく世界情勢や環境が変わった今、前向きに捉えれば、物事を色々と変革する時期であると思っています。マニュアル通りに進められないこともあるので、周りと協力しながら解決策を考え、自ら提案して業務の効率化を図ることもあります。
また、何よりも営業担当をサポートすることが業務職の一番重要な仕事です。お客様と面識がなくても、信頼関係を築き、継続的な商売を続けられるよう、陰ながら支え、営業活動に貢献していこうという意識を持つようになりました。
与えられた業務だけでなく、経済番組を確認し、為替が動きそうだな、港のストライキで船に影響が出そうだなと感じれば、情報を先回りしてお客様に伝え、行動することもあります。
たとえ状況がマイナスであっても、小さい積み重ねのお陰で「そういう状況だから仕方ないよね」と納得され、円滑に進むこともあります。営業担当者と連携して仕事をプラスの方向へ持っていく責任感も心掛けています。

今後の目標について教えて下さい

現在は、商材の担当替えの最中で、先輩社員から最も取扱数量の多いカナダメーカーのピートモスを引き継いでいます。
現在の部署に異動してから初めて輸入業務に携わり、貿易実務の資格を取得しましたが、頭の中で考えた理論だけでは、上手くいかない業務が当然発生し、学ぶべき事が多くあります。
販売先が増えた分、お客様との納期調整やきめ細やかな対応も必要ですし、船の動静確認や通関業者とのやり取り等、同時進行のタスクが日々必要となってきます。
どのような書類が必要でどのような流れで段取りを組んでいくのか、先輩社員を見習いながら、幅広い対応力と経験値を増やしていきたいと思っています。そして、色々な立場から物事が考えられ、会社の業務を支える頼もしい業務職になりたいと思っています。

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